SSブログ

新茶の選び方

新茶の間違いない選び方♪

美味しい新茶選び方とお茶がどのようにして市場に出て、
価格が決められるのかという事も知っておきたいものです。

お茶の価格と味を決めるポイントは「お茶を摘んだ日にちの差による品質の差」です。

何故同じ産地で同じ品種のお茶なのに、
3000円から500円のお茶まであるのかと言えば「お茶を摘んだ日にちの差」なのです。

お茶は農作物です。
太陽の恵みを浴びて成長していき、旬の季節である八十八夜前後二~三週間に収穫します。

この二~三週間は雨が降らない限り毎日お茶摘みを行い、
一年間の収穫量の五割近くを、この新茶シーズンに収穫します。

そしてこの新茶シーズンの時は、静岡でも鹿児島でも茶市場が開かれます。
お茶の生産農家は、この市場にお茶を持って行き、毎日お茶の価格を決めています。

お茶は、摘み始めの葉はとても小さく柔らかいのですが、だんだん成長していくと葉は大きく硬くなります。
葉質が柔らかいとそれだけお茶の葉の持っている旨みをしっかりと出し切れるお茶が作れます。

しかしお茶の葉は生きているため「やわらかさ」を維持することが出来ないし、お茶の葉が小さいため収量が少ないので、摘み始めたばかりのお茶はとても高い値段がつくのです。

言うなればお茶が一番新鮮な時期が新茶シーズンで、鮮度が良ければ美味しいのも当然ですね。

新茶の選び方

新茶の美味しい淹れ方

新茶の美味しい入れ方をご紹介します。
新茶を味わう時、一煎目は低い温度で香味を十分に引き出し、二煎目注いでカテキンやカフェインをたっぷり出して飲めば、緑茶が持っている利点を十分活用した飲み方になります。

まず新茶・急須・小ぶりの湯呑みを2つご用意下さい。

沸騰させた湯を、
急須と湯呑みに入れ温めます。

水道水の場合、
沸騰させカルキを抜いて下さい。

急須のお茶は捨て、
茶葉をティースプーン大盛り2杯(約150~200mlのお湯に3~5gの割合)入れます。

新茶の場合は多少多めの茶葉をいれることをおすすめします。

湯のみに注いだお湯を急須に注ぎ、
1分間程蒸らします。

ここでチェックポイントですが、
沸騰したお湯を湯呑みにあけ、
温めたあと急須に入れると約80度前後になります。

急須を軽くまわし、
湯呑みに少し注ぎ色を確かめてから、
交互に湯呑みに入れて下さい。

この時、急須には湯を残さないようにし最後の一滴まで注ぎきります。

これもチェックポイントで、
急須から落ちる最後の一滴は新茶の命。

急須を振って最後の一滴まで出し切ることで二煎目も美味しく入れられるのです。

水色に近いような綺麗な薄緑の新茶の出来上がりです^^

新茶と新茶の季節

新茶新茶の季節について説明します。


毎年4月になれば、春を待ち続けながら冬の間休眠していた茶の樹達が、やっと深い眠りから覚め、新しい芽を吹く新緑の季節になります。

その時が、待ちに待った新茶の季節なのです。

新茶とは、その年の最初に生育した新芽を摘み取って製造したお茶の事です。

いわゆる、旬の時期だけの風味を持つ「旬の初もの」なのです。


茶の樹は、秋から冬にかけて養分を蓄積し、春になって一度だけ最高に栄養分を沢山含んだみずみずしい新芽を出します。

その新芽を八十八夜前後の一番充実した時期に摘み取り、新鮮なまま直ちに工場で製造するので新茶はとても美味しいのです。


また、新茶は「二番茶」や「三番茶」に比べて苦さや渋みが少なく、旨みや甘みの成分であるアミノ酸が多く含まれています。


では、茶摘みの唄にも出てくる八十八夜とは何かといいますと、「立春(2月4日)」から88日目の事で、今年は5月2日がその日にあたります。

昔からこの日に摘み取られたお茶を飲むと、一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられています。


また味わいという点からしても、八十八夜前後に摘み取られて作られた新茶が一番充実していて香味豊かでお茶といわれています。


この季節しか味わえない新茶。ぜひ堪能してみたいものですね。







最新記事一覧
プライバシーポリシー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。